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ヒアリ・アカカミアリについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年10月10日更新

1 はじめに

 ヒアリは、これまで日本では見つかっていませんでしたが、平成29年6月に兵庫県尼崎市で確認されて以降、愛知、大阪、東京、神奈川、福岡などで確認されています。アカカミアリも、平成29年7月に愛知県で確認されて以降、茨城、愛媛、岐阜、静岡、山口などで確認されています。

 ヒアリやアカカミアリの多くは、外国から運ばれてきたコンテナの中や、コンテナを水揚げするコンテナヤードで見つかっています。

 山口県では、平成29年8月に防府市の三田尻中関港のコンテナ内やコンテナヤードのアスファルトの割れ目からアカカミアリが発見されていますが、ヒアリは山口県内では見つかっていません。

2 ヒアリ・アカカミアリの特徴

ヒアリの特徴

原産地

南アメリカ

特徴

 体長2から6mmの、主に赤茶色のアリで、高い採餌能力や防御物質の分泌、働きアリの侵略などにより多種のアリと競合し 駆逐する性質がある。

 女王アリは一日に2000~3000卵を産卵することが可能。南米原産であるが、亜熱帯、温帯でも生息が可能なため、日本国内への侵入を警戒する重要性が高い。

生態系に関わる被害

 極めて攻撃的で、節足動物の他爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し捕食することが知られている。

 集団で攻撃することにより鳥類の営巣・雛の成育に影響を及ぼした例がある。

人の生命または身体に関わる被害

 刺されると、アルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え水泡状に腫れる。さらに毒に対してアレルギー反応を引き起こす例が、北米だけでも年間で1500件(本種を含めた”fire ant”全体の件数)近く起こっている。

アカカミアリの特徴

原産地

 アメリカ合衆国南部~中米

特徴

 体長は3から5mmの体色は赤褐色で頭部は褐色のアリ。働きアリは多型を示す。

 水に浮かんで集団で移動するなど拡散の能力が高い。

生態系に関わる被害

 攻撃的で高い採餌能力を持ち、他の小型節足動物などを捕食し、在来の生物多様性を減少させることが知られている。

 硫黄島においては他のアリ類を駆逐し最優占種となっている。

人の生命または身体に関わる被害

 ヒアリと同様。

 

3 ヒアリ・アカカミアリの簡易的な見分け方

肉眼で

  • 赤っぽくツヤツヤしている。腹部の色は暗め。
  • 働きアリの大きさが2.5mmから6.5mmと連続的な変異がある。
  • 行列を作り餌に集まる。
  • 日本のアリは、大きなアリ塚を作りません。大きなアリ塚が目印です。
     

ヒアリでないもの

  • 黒いアリ(ただし海外には黒いヒアリ類もいます)。
  • 2.5mm以下の小さいアリ。
  • 赤っぽいアリでも大きさに連続的変異のないもの。

4 ヒアリ・アカカミアリを発見したら

もし発見したら

 もし発見しても、決して触らないでください。

ヒアリかな?と思ったら

 ヒアリのようなアリを見つけたら、自分で駆除せず、岩国市環境保全課(電話29-5100)にご相談ください。

5 もし刺されたら

  • 刺されると、強い痛みを伴い、アレルギー症状がひどくなると重症化することもあります。
  • もし、刺されて、少しでも異常を感じたら、すぐに近くの病院を受診してください。
  • アリに刺されたことを伝えて受診してください。
  • ヒアリの毒への反応は、人によって大きく異なります。

6 環境省資料

○【環境省】特定外来生物ヒアリに関する情報

  http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html<外部リンク>